2018年11月21日水曜日

祈祷週・世界こどもの日

 11月11日~17日は、世界のYMCA・YWCAが共通のテーマ『 ユースエンパワメントが世界を変える ~限りない可能性を信じて~ 』のもと、祈り、考え、行動のきっかけとする特別な一週間でした。毎日、戦争、自然災害、事故などが世界中で起きています。
 苦しみ、悲しみの中にいる人のことを覚え、子どもたちと共に考え、お祈りしました。また、自分たちには、どのようなことができるのか?ということを考え、過ごしました。

《 すずらん組~0歳児~・たんぽぽ組~1歳児~ 》
みんなが毎日、元気に過ごせますように…家族も世界中の人もみんなが笑顔で過ごせますように…と朝の時間にお祈りしました。







《 ちゅうりっぷ組~2歳児~ 》
いつもごはんを作ってくれたり、仕事を頑張っていたりするお家の人に”ありがとう”ということや、一人ひとりのお友だちは、神様やみんなから愛されていること、世界中にはいろいろな人がいることなど、毎日先生からのお話を聞いてお祈りをしました。




《 ぶどうグループ・ひかりグループ・ゆり組~幼児~ 》
 ”お祈り”とは何なのか、自分のまわりにはどのような人がいるのかなどについて話をしました。
また、自分たちには何ができるのかなどみんなで話し合いました。





ぶどうグループ、ひかりグループは、話し合いの中で、『にじいろのしまうま』の絵本を通して、しまうまがまわりの動物を助けたように、自分たちは周りの人のために何ができるのかを考えました。
「大きいことだけじゃなく、小さいことでも自分のできることを、ちょっとずつ重ねたらいいねん!」「困っている人のためにお祈りする!」「食べるものがない人のために、畑で野菜を育てて送る…?」など、いろいろな考えが出てきました。





ゆり組は、写真や絵本を通して、世界にはいろいろな人がいること、どのような暮らしをしているのか、自分たちには何ができるのかなどについて話し合いをしたりしました。
「自分たちは、毎日布団で寝たり着る服があったりして暮らしているけど、できない人もいる」「ご飯とか分けてあげたいけど、どうやって分ける?」「まずは、自分たちがご飯残さず無駄にしないことが大事!」などの意見が出ました。


11月20日は、”世界こどもの日”でした。
国連で、1989年に「子どもの権利条約」が採択された日です。
子どもたち一人ひとりが大切な存在として権利を守られ、自分らしく生きられるようにということから、グループで『いきる そだつ まもられる さんかする』の4つの権利(約束)があることを伝えました。また、本を見ながら、十分に食べられていない子ども、勉強がしたくてもできない子どもなど、世界にはさまざまな事情の子どもたちがいるということについても話をしました。

世界中の子どもたちが自分らしく豊かに成長することを願いたいと思います。