2019年11月19日火曜日

祈祷週 世界こどもの日

11月10日~16日は、世界YMCA,YWCAの合同祈祷週でした。
祈祷週とは、私たちが祈り、考え、行動のきっかけとする特別な一週間でした。

そして、11月20日は世界こどもの日です。

祈祷週では戦争、自然災害、暴力…様々な苦しみ、悲しみの中にいる人のことを覚え、
子どもたちと共にお祈りをしたり、考えたりしました。
また、自分たちはどんなことができるか考えながら過ごしました。


0,1,2歳児クラスの子どもたちは、保育者と一緒にお友だちや家族のことなど
自分たちの身近なことについて、毎日お祈りしました。

≪0歳児≫
お祈りをすることが初めての0歳児は、保育者の姿に「なにかな?」と不思議そうにしていましたが、だんだんと保育者の真似をして、お祈りをする姿が見られるようになりました。

≪1歳児≫
「今日もたくさんお友だちと遊べますように」
「今日もおうちの人が笑顔で過ごせますように」

≪2歳児≫
「ご飯を作ってくれるおうちの方にありがとう」
「お友だちと一緒に遊ぼう!って仲良く遊べますように」












≪3,4,5歳児≫子どもたちといろんなことを考え、お祈りしました。

台風被害にあった方々のことを考えた日には、
「家が浸水して帰れないのはとても悲しい」
「災害でなくなった方や行方不明の方がいることを知り悲しい」
「電車が泥水につかっていて怖いと思った」
と様々な声があがりました。

イラストを見ながら食べ物がなく苦しんでいる方々のことも考えました。
「太った人は笑っているけど、痩せた人は悲しい顔をしてる」
「自分たちはごはんやおやつをたくさん食べているから左側の人」
「自分たちは好きな物は食べてるけど、人の物までは食べないから真ん中ぐらいかな?」
「自分だけがご飯を独り占めしないでわかちあう」
という声があがりました。



≪5歳児≫ 世界の子どもたちにも目を向けました。
世界では自分たちぐらいの子どもたちがどう過ごしているのか知りました。

みんなが保育園で過ごしている間に、働いている子どもたちがいることを知り、
「働いているお友だちがケガをしないように、また学校や保育園に通うことができますように」とお祈りしました。


自分たちにできることは・・・?
「皆が勉強できますように、平和になりますようにって神様にお祈りする」
「困っている人に声を掛けてあげる、助けてあげる」
「物や水を大切に使う」
「お金を困っている人に届ける」
と言う意見もありましたが、
「おうちの人のお手伝いをする!」
「友達のおもちゃを一緒に片付けてあげる!」
「机や椅子を運んで先生のお手伝いをする」
という答えが返ってきました。


11月20日は、”世界こどもの日”です。
国連で、1989年に「子どもの権利条約」が採択された日です。
世界中の子どもたちが、生きる、育つ、守られる、参加する権利が守られることを祈っています。