2023年1月18日水曜日

1.17 阪神淡路大震災 避難訓練

 阪神淡路大震災から28年が経ちました。
今日は子どもたちと一緒に大規模な震災を想定した、避難訓練をしました。

「大きな地震です!」という声を聞いてみんなでまずは一時避難をしました。
姿勢を低くして、頭を守ります。

みんなで園庭に一度集合しましたが、園内に留まることも危険と判断し、広域避難場所である小寺小学校まで二次避難をしました。

避難の道中でも、いつ余震が起こるかわかりません。
それぞれにその時できる命の守り方を考えました。



今日は小寺小学校の門まで避難しました。
大きな災害の時は、お家の方がお迎えに来られるまで、ここで待つこともあるよ。
と伝えています。

園に戻ってからは、28年前にいったいどんなことがあったのかお話を聞きました。
神戸の街が大変なことになったこと。
そして、たくさんの大切な命が失われたことも知りました。
そしてみんなでお祈りをするひと時をもちました。

その後5歳児の子どもたちは、大きな地震が起こった想定で、実際に棚を倒したり、おもちゃやガラスに見立てたペットボトルのキャップを散乱させたりしたお部屋での避難を体験しました。
「うわ、ガラスがいっぱいで机から出られん!」
そんな時はどうした方がいいかな?とみんなで考えました。
「マットとか、タオルを敷いたら、その上を歩いて逃げられる!」
そして入口まで避難を体験したあとは、みんなで片付けもしました。
ガラスが散らばっているので、みんな軍手をはめて慎重に片付けです。
「まずはガラスを掃除した方が、危なくないと思う!」という一声で、
まずはガラス(に見立てたキャップ)を集めました。


大きな地震はいつ起こるかわかりません。
保育園以外の場所で起こったときのことを、お家の方ともお話してみてね、と伝えています。
ぜひ一度おうちでもお話してみてください。