2017年11月14日火曜日

5歳児 クリスマスって何の日?



ゆり組(5歳児)の子どもたちとクリスマスの本当の意味についてお話をしています。

どうして神様がクリスマスにイエス様を私たち人間のもとに贈ってくださったのかを考えるために、まずは聖書のお話を知りました。


神様を信じない人が増え、戦争や困ったことが増えてきた時、自分の子どもであるイエス様を私たち人間のために地上へ贈ってくれました。
そしてイエス様が誕生した日がクリスマスです。

子どもたちは絵本やペープサートを通して、クリスマスの物語を知りました。

「あ!このお話、去年のゆりさんが聖劇でしてたから知ってる!」
「クリスマスはイエス様の誕生日やんな!」
「羊飼いの歌、聞いたことある!」


そして、クリスマスの物語に登場する人物(マリア・ヨセフ・天使・宿屋・羊飼い・博士・星)がどんな人たちだったのか、数日に渡って考えました。

「マリアさんは急に “あなたは神様の子どもを生みます” って言われて、びっくりしたんちゃう?」
「ヨセフさんもマリアさんと結婚しようか迷ったけど、天使の言葉を信じよう!って思ったんやと思う」
「羊飼いはいつも仲間外れにされてたけど、天使から一番にイエス様が生まれたことを教えてもらって、嬉しい気持ちやった!」
と、それぞれに気付いたことや感じたことを伝え合いました。



YMCAのこども園では毎年、5歳児がクリスマス礼拝の中で聖劇をします。
今年のゆり組の子どもたちも、こうして知ったクリスマスのお話をみんなに伝えたい!と言っています。

誰がどの役を演じるか決定する前に、色々な役を体験してみます。
「今日は博士やってみる!」「天使もやってみたかってん~!」とその役のセリフや歌を楽しんでいます。

★ヨセフさんが天使の言葉を聞く場面
「その言葉を聞いて安心しました」



★天使が羊飼いにイエス様の誕生を伝える場面
「♪恐れることはありません よいお知らせを 伝えに来ました」

★博士が贈り物を持ってお祝いにくる場面
「これは乳香です」


様々な役を体験してから、‟自分のやりたい役”を考えます。
やりたい役が重なった時は、ジャンケンではなく納得できるまで話し合ったり、譲り合ったりします。

どの役もいなければ、イエス様の誕生をみんなに伝えることができません。
これからゆり組のみんなで話し合って、役を決めていきたいと思います!