2017年11月20日月曜日

祈祷週 ~世界の平和につながるように~


11月12日~18日は、世界のYMCA・YWCAが共通のテーマ、『立ち上がり、思い切って言いなさい~抑圧や、差別におかれた人びとの声を~』のもと、祈り、考え、行動のきっかけとする、‟祈祷週”という特別な一週間でした。

0歳児から5歳児まで、どのように祈祷週を過ごしたのでしょうか。

≪0歳児 すずらん組≫











「今日もお友だちと一緒に元気にすごせますように」
「お父さんやお母さんが今日も笑顔ですごせますように」
と、毎朝担任の保育者と一緒にお祈りをしました。
お祈りをする保育者をじーっと見たり、真似をして手をぎゅっとにぎったりする姿がありました。


≪1歳児 たんぽぽ組≫











「お友だちと仲良くすごせますように」
「いいお天気をありがとうございます。お外で元気にすごせますように」
「世界中の人が笑って過ごせますように」
という、保育者のお祈りを聞いたり、一緒に「アーメン」とお祈りをしたりしました。


≪2歳児 ちゅうりっぷ≫











「いつもおいしいごはんが食べられて嬉しいな、ありがとう」
「おうちのことや、お仕事頑張ってくれている、おうちの人、ありがとう」
と日々の‟ありがとう!”の気持ちをお祈りしました。


≪3~5歳児 ぶどうグループ・ひかりグループ≫


聖書のお話をもとに、目かくしをして歩いてみる体験をし、目の不自由な方の気持ちを考えました。
「お友だちの顔が見えなくて悲しい」「こわかった」と様々な声があがりました。
そこから、身の回りで困っている人がいればどうすればいいか考えました。
「目の見えない人が信号にいたら、青になりましたよって教えてあげる」
「車いすに乗ってる人がいたら、押してあげる!」
自分たちにもできることがあると気付いたようです。


≪5歳児 ゆり組≫














‟平等”とはどういうことかを考えました。
「仲間外れにしないこと」「みんながみんなを大切にすること」
「‟やめて”と自分の気持ちが言えること」と様々な声があがりました。

世界が平等に、平和に過ごすためにはどうすればいいでしょうか?
「かわいそうと思うのではなく、困っている人のことを助けたい」
「お友だちのいない人と友だちになってあげる」
と、自分たちにできることを考えました。


祈祷週を通し、世界には様々な悲しみの中にある人がいることを知りました。
そして友だちや身近な人、世界の人々との‟同じ”こと、‟違う”ことを知りました。
違いがあっても、一人ひとりが神様に愛されている大切な存在です。

一人ひとりが自分のことだけ考えるのではなく、まずは身近な人のことから大切に思い、自分たちのできることを勇気をもって行動にうつし、それが世界の平和につながっていくことを祈っています。